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December 20, 2005

ライブレポ・向井滋春2

 金曜日のライブに続き、土曜日も連日参戦。このパターンもすっかりあたりまえになってきた。「同じ人のライブを連ちゃんで聞きにいって面白いの?」と言われることもあるが、はっきり言って面白い。
まったく同じ構成で同じ演奏を同じ内容でやってるのなら飽きるだろう。しかし、ジャズの場合は同じ演奏(別にジャズに限らずだが)は二度と再現することができない。また、以前ご本人様からも「同じ構成や同じ曲ばかりやってると煮詰まっちゃうから、なるべく2日間でもプログラムは変えることにしてる」とのこと。一流のプロの引き出しは本当に多いのです。

 さて、そんなこんなで前日と同じ曲は3曲程度と言うこの日の構成。前日にあれほど吹きまくったのに、この日も絶好調に音が飛んでいる。また、休日ということもあり、客席は打って変わって満席。その熱気にあおられてか、さらに勢いのあるパフォーマンスが繰り広げられました。
演奏曲もスタンダードが増えてます。そう、この日もリハはほとんど行われなかったようです(^^;
前日の帰り際に後藤さんが「明日は何時に入ればいいですか?」って聞いたところ、向井さんからは「本番が8時くらいから始まるから、それまでに来てちょ」とのお返事が。本当にそんなにギリギリには来てると思わないけど、1時間前に全員がいたかは不明。。
それでも本番直前に楽譜を囲んで構成を打ち合わせてたみたいだから、本当にリハはやってないかもね。いかにもジャズって感じ。

 ところで、おいらは連日1番前に座って(意図的ではないですが)ました。この席はトロンボーン奏者を聞きにいった場合、非常に危険なのです。そう、スライドが飛んでくるわけです。
ジャズトロンボーンの場合、アドリブは高音域で繰り広げられることが多いので、通常は1〜4ポジションくらいで収まるのですが、勢いがどんどん増してくるとアドリブで使う音域がどんどん増えてきます。さすがに7ポジションは使いませんが、5ポジや6ポジも使ってきます。特に向井さんがよく使われる低音域への下降フレーズや空スライドアクション(ある種のパフォーマンスなのでしょうか?)を多用するようになると、そりゃもう危険。。よけそびれると大変なことになりますから、こちらも必死。ある程度フレーズから予測してよけるのですが、結構きわどいところにスライドが飛んできます。。まさにスリルとサスペンス!

 スリルとサスペンスと言えば、この日は小学生のお嬢さんを連れてきた方がいらっしゃいました。何でもサックスを習ってると言うことで、向井さんから「サックス持ってきてる?あの子に吹かせようぜ!」との指示が飛んできました。
いそいそと車から楽器を持ってきて親子に渡します。
が、普段使ってる楽器とは勝手が違うらしく、組み立てるのに大騒ぎ。しまいにお母様が「自分で組み立てなさいよ!」とか言い出すもんだから、子供が楽器を嫌いになりゃせんかとドキドキ。。
でも一生懸命オルフェを吹いてました。って言うか、俺のセッティングでもしっかりした音を出してたのにはびっくり。小学生にメイヤー6MMとグラコン3番は無謀って気もしたけど。将来有望だね。

 とまぁ、この日も楽しい時間を過ごさせて頂きました。次回は春頃にいらっしゃるのかな。楽しみです。次のライブのときはカンストルを吹かせてもらおう。今回も「吹いてみなよ」って言われたんだけど、「アドリブを吹けオーラ」が漂ってたので辞退。。練習しなきゃ。。

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