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March 27, 2006

ガソリンスタンド

 久しぶりに愛車のモビ子のオイル交換をしてもらった。思ったよりエレメントは汚れてなかったらしい。代わりにバッテリーがへばってるようで、取り替えた方が良いとのこと。
車好きの人ならそんなことガソリンスタンドでやってもらわずに、自分でやるか整備工場等の安いところに依頼するのだろう。
残念ながら、そこまで車に詳しい訳でもマメな訳でもない。だから、自分でやることはありえないし、そもそも今回のオイル交換も半年や1年ぶりくらいのことだろう。
それでも文句一つ言わないモビ子は偉い!

 そもそも自分に理解できないものや理解する気のないものは人に任せる性格。だからスタンドへ行くと、所持金の範疇で勧められるものは時間の許す限りお願いする。良いお客なのか?
そんなわけで今日は15,000くらい支払ってきた。まっ、毎回そんなにかかる訳でもないし、これでしばらくは安心だろう。

 ところで、今回勧められた中で断ったものがある。それはエアコンの水分除去作業だ。なぜなら、その作業がなぜ必要なのか理解できないからだ。
お兄さん曰く「カーエアコンに使ってるガスは吸湿性が高く水分が混ざっているので、このまま放置するとコンプレッサーが壊れてしまいます。早めに水分を飛ばした方が良いですよ」だそうだ。
部分的に間違ってはいないのだが、そもそもカーエアコンに使ってるのはR-134aと言うタイプのフロンガスが多い。これは塩素を使わないタイプ(オゾン層破壊係数が0。ただし地球温暖化係数は0ではない)のフロンで、ハイドロフルオロカーボン(HFC)の一種。確かに水素は含まれているが、エアコンの中でフロンが酸素と結合して水分になるなんて聞いたことも無い。
そもそもエアコンの中(フロンガスが入ってる部分)は大気圧以上なので、空気が侵入する訳が無い。もし取付けた時から中に水分が入ってるなら、あきらかに製造工程に問題があり不良品だ。
したがってお兄さんの言葉の中では「(水分が入っているとして)このまま放置すればコンプレッサーが壊れてしまいます」の部分だけが正解。
しかもその水分をまじめに除去しようとしたら、フロンガスの流れる回路にドライヤー(乾燥剤入りの筒)を取付けるか、中のガスを全部回収した上で真空引きを行って真空乾燥するしか方法は無い。
興味があったから、どうやって水分を除去するのか見てやろうと思ったが、さすがにそこまでお人好しじゃないのでやめた。

 このお兄さん、車のことが好きで、誠実に説明してくれる人で、俺的には好感度は高かった。きっとマニュアルに書いてあることを一生懸命わかりやすく説明しようとしてくれているのだろう。
だけどね、たまたまおいらが空調屋でエアコンの原理に詳しいからやめたけど、知らない人ならお願いしちゃうんじゃないだろうか?
お兄さんが悪い訳じゃないだろうけど、意味不明の作業を意味不明の理由で行うのは一歩間違えると詐欺と呼ばれてもしかたないんじゃないのかな?

 せっかく親切なお兄さんの言葉が、その話以降信用できなくなってしまった。もしかしたら俺のわからない作業も本当は不要のものじゃないか?ってね。
やはりセールスを行うものは商品の内容を知らなければならないと思わされたできごとでした。

あっ、一応専門分野なので、そのうち一般家庭に必要な火災報知器や消火器の話題にもふれようと思います。浄水器の売り込みとかもね。ここらの話は真剣に詐欺が横行してますので。

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