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March 14, 2006

偽物

 最近興味を持ったDTM、奥が深くて面白い。なかなかじっくり煮詰めて行くことはできないけど、断片的な素材をいくつか作って遊んでいる。
もちろん熱しやすいおいらはDTMマガジンとかの関連雑誌を買いまくり読みまくり。やれ管楽器用のマイクが欲しいだの、外でのレコーディング用にノートパソコンが欲しいだの、夢とも妄想ともつかぬ戯言を考えながら楽しい時間を過ごしている。

 そんな中、プロ用とアマチュア用の機材の価格差がどんどん減っていることを知った。にわかクリエーターが増えることは個人的に良いことと思っている。裾野が広がれば、それだけ頂上もどんどん高くなるというもの。おいらは音楽に関してはエンジニアではなくミュージシャンでいたいと思ってるから、それほど奥の深いところまでは突っ込もうとは思ってないけど、音を作るってことには興味があるから、面白い技術を発見すると嬉しくなる。

 で、そんな雑誌の記事にボーカルソフトのことが書いてあった。とうとうボーカルも電子的に作れる時代になったようだ。もちろん、シンセサイザーの技術により高価なグランドピアノの音を簡単に再現できるようになり、クリエーターの想像力がどんどん高められてくなんてことは素晴らしいことだ。
例えばおいらのようにBigBandをやりたくっても金も時間も環境も無い状態では無理。しかしブラスの音源を使って打ち込みをすれば、おいらでも自分が考えたBigBandのサウンドを具体化することはできる。いつかはそんな作品を実演(あくまで主はこっち)したいと思っている。
だから、ボーカルについても「こんな声で歌ってもらえたら」なんてのがイメージしやすくなるし、デモテープ(今はテープじゃないか・・・)を作っても相手にイメージを伝えやすい。実際にスターウォーズの撮影なんかも簡単なアニメーションを作って、それにそって映画を作っている。相手にイメージを伝える技法としては素晴らしいことだ。

しかし、ショックな技術も取り上げられていた。ボーカルの音程調整技術だ。サンプリングの技術の応用みたいで、現実に最近のレコーディングではボーカルトラックをピッチ調整しているらしい。なるほど、テレビで歌ってるととてつもなくピッチが悪いのに、CDを聞くとそれほどでもない歌手は山のようにいる。

これって、人工イクラみたいなもの?カペリンをししゃもと呼ぶのと同じ?
早い話がまがい物じゃないの??
クローン技術と一緒で、やって良いことと悪いことがあるんじゃなかろうか。できることはイコールやって良いことではないはず。
プロの歌手が音程を機械的に補正するのは良いことなのか?それが認められるなら、スポーツ選手のドーピングも認められるのでは?

少々熱くなっちゃったけど、やはり人間には触れてはならない領域があるのではないかと思った。。
もちろん個人的には生演奏が一番好きなんだけど、はたして生音なのか人工の音なのか、今の技術力からすると俺には聞き分けられないかもしれない。
やはりショックだね。。

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