« 購買意欲 | Main | 新譜の感想 その2 »

June 21, 2006

6月の新譜

 さて、シリーズでお伝えしている「今月の新譜」コーナーです。って、いつからシリーズ化されたんだ??

まず、6月に購入した新譜を列挙。
 岩城宏之=オーケストラ・アンサンブル金沢
  84000×0=0 For Orchestra Op.88・ブラームス交響曲第2番
  ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」・第7番
  ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番・ブラームス交響曲第1番
  シューベルト交響曲第8番「未完成」・ブラームス交響曲第4番
  ゲッセマネの夜に・シューベルト交響曲第9番「グレート」
  岩城&OEK 邦人管弦楽作品集
  山口恭子/一ノ瀬トニカ/猿谷紀郎 作品集
  組曲「展覧会の絵」・プロコフィエフ古典交響曲
 ムラビンスキー=レニングラードフィルハーモニー
  チャイコフスキー:交響曲第5番
  チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
 さだまさし
  私花集
  風見鶏
  夢供養
 東京セレーノ・バスクラリネットアンサンブル
  スーパーバスクラリネットVol1
 ハンク・モブレー
  Peckin' Time(Blue Note1574)
 ジョン・ジェンキンス
  John Jenkins With Kenny Burrell(Blue Note1573)
 ケニー・バレル
  Blue Lights Vol. 1(Blue Note1596)
  Blue Lights Vol. 2(Blue Note1597)
 ルイ・スミス
  Smithville(Blue Note1594)

の、以上19枚。。。はぁ、やっても〜た〜(^^;

しかも、相変わらず脈略なさ過ぎ。。。_| ̄|○

さて、それぞれの寸評も書こうと思ったんだけど、とりあえず「さだ」さんの3枚については「音楽のルーツ」シリーズに書いたので割愛。

今日のところは、今聴いてるムラビンスキー&レニングラードについて少々。

この組み合わせはクラシック界ではかなり有名な取り合わせ。なんたってショスタコビッチの初演が有名ですよね。おいらもショスタコ5番「革命」ファンですので、当然この組み合わせのライブ盤を持ってます。はっきり言って、気○いです。
おいらの師匠も言ってましたが、ここの金管部隊、変態です。本番で、しかもライブで、なんであんなに吹き捲くれるのか??
金管プレーヤーなら「口がばてる」って意味が解ると思うんですが、このバンドの金管プレーヤー達、口がばてないみたいです。

素人が管楽器で音楽を作る場合、一番気をつけるのは「ピアニッシモの美しさ」だと思います。なんでかって言うと、普通は大きな音を綺麗に出すには限界があるのですよ。だから小さな音をより小さく綺麗に出すことによって音量(ダイナミックスって言います)に幅を持たせるわけですね。
んで、クラシックの場合は←fff>ff>f>mf>mp>p>pp>ppp→って関係をもう少し細分化して表現するわけなんですね。素人の場合はff→pp(フォルテシモからピアニシモ)あたりで収まっちゃうわけです。だから表現の幅も狭かったりするわけですよ。

プロの演奏を聞いても、通常はffからfff(フォルテシシモ)あたりで頭打ちになるんですが、それを音色の変化や細かいアクセント等の表現(アーティキュレーションって言います)を行うことによってダイナミクスにも変化を付けるわけです。
逆に言えば、ffあたりの音量については聴いてる側でも予想がつくわけです。
もちろん、プロはもっと大きな音が出せるんですが、それは「音が出る」ってレベルであり、やっぱり綺麗な音楽にはなりにくいんですよね〜。

ところが、このバンド、それが無い。。。大きな音の部分を聴いて「豊かなフォルテシモだな〜」なんて思ってると、それよりさらにパワーのある部分があって、、んで、それにビビってたら、もっとパワーのある音が飛んでくる。しかも豊かで優しく、それなのに圧倒的な音圧レベルで。。化け物です。。

しかも、その金管に追従しちゃってる木管群っていったい・・・。普通は消されます。いや、間違いなく消されてしかるべきです。もしかして、ここの木管全員、ダブルパート(同じパートを二人で吹く)ならぬクワトロパート??

いえいえ、各パート1本なんです。。やっぱり気○いです。。

はっきり言って、チャイコやショスタコを聴くなら、この組み合わせで、しかもライブ盤をお勧めします。それをなるべく高価な(5000円以上がお勧め)ヘッドホンで、しかも圧縮する前のCDの状態で聴いてみて下さいな。
きっと「あっ、ちはるはやっぱり嘘をつかんわ・・・」って思うから。

ちなみに私、チャイコの5番の4楽章の金管の分散和音の上昇部分で腰を抜かしました。あやうくギッコリ越しリターンになるとこでした。。すげぇ。。

ちなみに、これを圧縮してダイナミックレンジを自動調節にしちゃうと、ピアニッシシモの部分が極端に小さくなります。そしてミドルレンジの部分が通常のメゾピアノからピアノくらいに聞こえてしまいます。そして音量を上げてしまうとトゥッティ(セリエAのローマのフォワードじゃないよ)のところで・・・(^^;

|

« 購買意欲 | Main | 新譜の感想 その2 »

音楽」カテゴリの記事

Comments

>東京セレーノ・バスクラリネットアンサンブル
ここがなんともいえず ^^

早速のレポート、ありがとうございます♪
>ムラビンスキー=レニングラードフィルハーモニー
聴いてみようかなぁ~
うちの5.1chの環境で。。。どうなるんだろう? ^^;

Posted by: みやび | June 22, 2006 at 09:18 AM

やはり良い環境で聞くのが一番だね。
都会だと5.1chで聞くにしても、防音のことを考えるとヘッドホンのほうが細部まで聞き取りやすいと思うよ。
まっ、もともとただのステレオで録音されてるからね。

でも、5.1ch持ってるなら、迷わずスターウォーズでしょ!

Posted by: | June 22, 2006 at 03:49 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 購買意欲 | Main | 新譜の感想 その2 »