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July 11, 2006

エアコンのお話その1

 たまには専門家らしいことも書かないと、ただの多趣味なおっさん程度に思われてしまいそうだから(^^;
一応、建築設備(空調、給排水衛生)のメンテナンスがおいらの所属部署の専門。でも、それだけじゃ売上が上がらないので、改修工事の設計、施工もやっちゃいます。どっちかって言うと最近はそっちが仕事のほとんど。う~ん、工具の使い方、忘れそう・・・。

ところで、この時期はどこの家庭でも冷房を使い始めるわけです。湿気が多いこの季節は洗濯物も乾きにくいから、高機能のエアコンをお持ちの方はドライモードで、そうじゃない方は冷房モードでつけたり消したりを繰り返してることと思います。
全然地球に優しくないですよね~。。

で、よく問合せがあるのが、「エアコンから水が漏る!」ってお話。仕事上でも同じ問合せは多いですね。知ってる人なら「風流で良いじゃないですか~」って言うんだけど、それをお客さんに言ったら職が無くなってしまいます(^^;

通常、エアコンの水漏れの原因は2種類あります。まず一番多いのが配管の詰まり。この季節は湿度が高いですから、それだけエアコンが排水する水の量も多くなっちゃうわけですね。しかも冷房を使い始めたばかり。暖房を使ってる時にカラカラに干からびた配管の中の汚れが、流れてきた水分を含んで一気に膨れちゃうんですね~。それが更に流されて行き、流れの悪いところに溜まっちゃうわけです。水を押し出す力は勾配(配管の傾き)だけで決まるので、そんなに強くはないのです。ちょっと配管に空気でも送り込んでやれば、すぐに流れるようになるわけです。

次の原因は、フィルターの汚れ。えっ?なんでフィルターが汚れてると水が??と、思う方も多いでしょう。
フィルターが汚れてると、エアコンから吹き出る風の量が減ります。そうすると、本来部屋の空気を吸って、それを冷やして(正確には熱を奪って)吹き出すわけですが、風の量が少ないですから熱を必要以上に奪ってしまうのです。
エアコンの中に吸込まれた空気は、必要以上に熱を奪われ、空気に含まれる水分(本来は水になって配管を伝って外へ流れ出る水分)が水滴を通り越して氷になっちゃうわけです。
そうすると、その氷がまた空気の流れを阻害してしまい、結局気が付けばエアコンの中が雪だるまのようになっちゃうわけです。
で、エアコンが異常停止またはスイッチを切った瞬間に、その氷が一気に融けて流れ落ちて風流な滝になるわけです。。

最初の原因は水鉄砲みたいなものを外に出てる配管(パイプまたはホース)の中に突っ込んで、おもいっきり引いてやれば(押し出すと部屋の中のエアコンから水が噴出しますよ~)だいたい解決します。
また2番目の理由の場合はフィルターを掃除すれば治りますが、フィルターの置くにあるラジエターが詰まってる場合もあり、こちらは少々手間ですね。歯ブラシとかで汚れを奥に詰めないよう気をつけてやりながら掃除をすると良いでしょう。
それでも治らない場合は、エアコンの中のガス(冷媒とも言い、有名なフロンが使われています)が少し減っていたりするケースもありますから、掃除をしてもだめな場合はプロを呼んでくださいね。

ちなみに、パイプの掃除やフィルターの清掃、誰でもできますが、専門家を呼ぶと1万円程度(会社の規模や症状によって変動しますが)とられます。もったいないですから、待てるなら一度おいらにでも相談してくださいね。相談はプライスレスですから(^^)v

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