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October 28, 2006

教育とは。

 このブログでは時事的なネタを取り上げないようにしている。それでも、今回の高校教育の単位不足問題については腹に据えかねた。

教育って何よ?

友人にも教師は多いし、各々の教育に関する理念や理想、現実とのギャップ、様々な問題を目にする事も多い。ただ、おいらの友人たちは少なくとも「生徒」に対しては愛情を持ち、責任を感じ、日々の教育活動に邁進している。
当然、おいらの中にもそれぞれの友人たちに対して賛否の両方を思う事はあるが、それが現代の教育制度であり、その現実の中での彼ら、彼女らの頑張りには敬服している。

話は飛ぶが、そもそも、おいら達の時代には体罰は当たり前だった。先生には絶対的な力があった。それと同時に生徒を守らなければならないという絶対的な責任もあった。しかし、ちょうど教師という仕事が聖職からサラリーマン化しだした時代でもあった。
個人的には教師が労働組合を作った時点で聖職者では無くなったと思っている。
だって、身を粉にして教育に情熱を傾けているのは周知の事実であり、だからこそ様々な特権も認められるべきだったものが、それらの権利を剥奪して責任だけを押し付けて行ったのだから、当然、組合を作って権利を主張しても誰も文句は言えまい。
ただ、それらには弊害があり、権利を主張すれば義務が発生すると言うバランス感覚が欠落した指導者達が現れた事も事実だ。

そして、考え方を誤った指導者達が起こした問題こそ、今回の履修事実の虚偽報告に他ならない。
悲しいかな、我が母校でも我々が卒業した後で同様のことが行われていたらしい。

今回の件で一番の被害者は、当然現役の3年生諸君である。受験を控え、一番ナーヴァスになる時期に起きたこの問題は、対処を誤ると彼ら、彼女らの人生にすら影響を与えかねない。
そして、一番の加害者達は?
きっと永久に罰せられる事も無く、のほほんと退職金と年金で暮らしている。そのあおりを食っているのは、タイミング悪く現在の校長や教頭に納まっている人達だろう。もちろん、その人達にも責任はあるのだが。

いずれにせよ、日本の教育制度を根底から覆すに等しいこの事件、決してうやむやにする事無く、発生した時点まで遡って責任を追及し、罰を与えられるべき人には罰を与えるべきだろう。

昔は良かった。と言うつもりは無いが、少なくとも今の子供達には「あの時代は色々あったけど、けっこう楽しかったよね」って言えるようにしてあげたいものだ。

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