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February 26, 2008

音楽の聴き方

iPodが生活に定着して久しい。もう、iPodの無い生活には戻れない。
何がそんなに?って言うならば、常に音楽を持ち運ぶことができること。。聴きたい時に聴きたい物がそこにある環境。。なんと素晴らしいことか。

iPodもそうだけど、iTunesも音楽ライフを変えたものの一つ。箱から聴きたいCDを探してきて、それをケースから出し、セットする。LPなら針を盤の上に下ろす。一つの儀式にもにた作業により、やっと音にありつける。

そんな行為から開放し、あらゆる音楽を手軽に聴くことができる環境をiTunesは作ってくれた。若干の音質劣化を我慢すれば、本当に簡単にアルバムを整理できる。
そして、シャッフル再生やオートリピート、さらに、好みのグループでプレイリストを作り、さらにそれをランダムに再生すらできる。

結果として、生活の中に音楽は浸透したけど、少々音への思いが乱雑になった気がする。
あまりにも手軽すぎて、作品への感謝が減ったのは私だけではないだろう。

そんな中、たまたまEXTONから出ているチェコフィルのシリーズに出会った。ノイマン最晩年のドヴォルザーク7,8,9や全曲録音はならなかった(7,8が抜けている)が、ノイマン最後のマーラー全集。

ちょうどマイブームのマーラーもあり、ちょっと思うところがあってこれらのシリーズを「Apple ロスレス エンコーダ」で読み込ませてみた。
いわゆる、ほとんど無圧縮状態で記録されるわけです。MP3やAACと聞き比べるまでもなく、ほとんどCD音質なのです。。

そして、それをiPod-nanoにそのままの状態で流し込みます。

・・・・・・iPod-nanoって、音質、良いんだ。。。。

それと同時に、ランダムでもシャッフルでもなく、1枚のアルバムをしっかり聴いてみます。
マーラーの9番。。チェコフィルの美しさが実に見事に再生されます。。
弦楽器の豊かなアンサンブル、そして張りのあるブラス。。。マーラーならではの細かいパーカッション群。。これほどまでの再現性があるとは。。。

iPodによって手軽になった音楽。それを、再びiPodによって重々しく聴いてみたわけです。
作品の素晴らしさもあるのでしょうが、こんな聴き方もあるのだな~と、ふと思いました。

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Comments

この間、安く、MP3を買ったら、
(ポータブルオーディオプレイヤーと書いてあった)
充電がなくて、「乾電池」でビックリしたよ。
安かったからね~。
安物買いの銭失いやわ~(泣。

Posted by: くみ | February 26, 2008 at 11:45 PM

乾電池式のもなかなか便利だよ。出先でバッテリー切れでも、コンビニで電池買えるし。
最近はどこのメーカーも安くなってるし、基本的に機能もそれほど変わらないから、値段の差はブランド料じゃないかな~(^^)

Posted by: ち | February 27, 2008 at 08:05 AM

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